春眠暁を覚えず。春の楽しみの一つに、暖かい布団の中でまどろみ惰眠をむさぼるという営みがあります。なにゆえにこの季節の布団はこれほどまでに恋しいのか?
夏の布団は暑苦しさゆえに蹴飛ばされ、冬の布団は恋しいと言うより寒さから命を守る防寒具。ところが春になると、ただでさえ日が長くなり睡眠不足で眠たい。しかも布団の外はわずかに肌寒く布団の中はふんわりと心地よい。その寒暖の加減が絶妙なんだろうと思います。
しかし、どんなに気持ちよくても、むさぼりすぎたのでは地獄が待っています。ということで、春の正しい惰眠のむさぼり方について考えてみました。
たとえば平日の朝なら与えられた時間は最大45分。目覚ましを起きる時間の45分前にセットします。そして45分間、至福の時を味わうというわけです。なぜ45分なのかというと、もうご存じだと思いますが、睡眠のサイクルが90分であるため、最も深い眠りのときに目覚ましが鳴ったときのことを考慮し、最長でも45分あればレム睡眠期に達してさわやかに目が覚めるはずだからです。
そしてたとえば昼休みの昼寝なら15分くらい。昼にも惰眠のチャンスがやってくるのは、眠さのピークが昼時にも訪れるからです。ここでの睡眠は15分間程度。深く眠らないようにするために椅子に座って目をつぶる程度が良いとされています。眠りすぎると一日の睡眠のリズムが狂ってしまうため要注意です。
さて最後は休日の惰眠で時間は90分。これはなぜ90分なのかというと、目覚ましをつけずに目が覚めたとき(レム睡眠期)から、次のレム催眠期までのが90分だからです。一サイクル分だけ心地よい時間を楽しみ、休みらしさを味わおうというわけです。
くれぐれも、むさぼりすぎにご注意ください。
-2006/3/6
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