残念ながら科学は死後の世界がどうなっているのか教えてはくれないようです。科学はその世界があることも証明できないと同時に無いことも証明できません。死後はその形が無くなるということを言えるだけでそれ以上の見えないものは科学にとって未知の世界です。
生死の境をさ迷った人は光のような物を見て三途の川を渡ったような気がすると発言するのですが、脳の一部に刺激を加えるとこうした体験をするのだそうです。したがってこれは体験というより脳に蓄えられた記憶を呼び戻していることになります。
日本人のうち約8000万人は仏教徒として登録されているそうです。その仏教の考え方は輪廻(りんね)で現世で悪い行いをすると来世に悪影響を与え、逆に良い行いをすると来世で幸せになるそうです。死んだ後も因縁がついてまわることになります。
インドでは仏教もヒンズ教の一派にすぎないと考えられているようで、ヒンズ教に特有の階級社会(カースト制度)もまた、現世の行いが悪いと来世ではさらに階級が下がるという考え方があるようです。もちろんその逆もあります。
キリスト教はどうでしょうか?神が天地を創造したあとは人間たちにその統治は任されているのだそうですが当然その責任も負う事になります。そして神の国で幸せに暮らすためには神の教えを守らねばならず、その守った人たちは死後に復活して神の国に行くという考え方です。
多くの日本人はいろいろな考え方がまざり合っていて、ごちゃまぜになり、死んだ後には仏になると考える人もいますが根拠は無いようです。
生死に関わる考え方を死生観と呼ぶようですがこの生死をどう考えるかでその人の生き方の基本ができあがるのでしょう。これはそれぞれの人が自分は何を信じるかで生き方も変わってくることを意味しているように思えます。
-2001/7/10
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