編者自身がさっぱり理解できなかったのが、絵画とか彫刻などの芸術、美術作品です。絵がうまいわけわけでもなく、特に興味があるわけでもない人が、たまに絵画などに接して感じるのは何をどう見たらよいのか分からないということです。
絵について評論家が話している内容を聴いてもよく分かりません。絵は考えるものじゃなく、感じるものだと言う人もいます。いくら有名な人が描いた絵を見ても感じないときは感じないのだから仕方がありません。
ところがそんな絵の中でも森の中の風景を描いたある絵には感じるものがあって、いつかはその絵を飾れる家に住むに違いない、などと考えて、でかい絵(凹凸までも再現した複製)を買ったことがあります。それは18歳の頃でした。
作者の話を聞いたり、創作当時の背景を知るようになると感じるのは、作品はクイズのようなもので、直感的にいろいろな作品を理解できる人ならともかく、編者のような凡人にとってはなぜこの作品はつくられたのだろうかと考えること自体が深く味わうことであるように思えます。
暑さが峠を越えて、秋を感じるようになったこの九月初め、近くの美術館に行ってみました。そこではまるで別世界のような心地よい時間と空間を味わうことが出来ました。直感が頼りに出来ない編者は次のような見方をしてみました。
- まず作品そのものを観察する
色や形、どのような過程で作り上げたのだろうかと作者の創作風景を想像しながら、観察します。
- タイトルを見る
観察をして、ある程度感じ取った後にタイトルを確認します。作者が作品に込めたテーマに思いをめぐらせます。すでに想像していた作者の創作風景にタイトルに込められた想いを重ねます。
- 作者のプロフィールを知る
作者の年齢や性別、国籍、それ以外の境遇などを知って、これまで描いていたイメージに重ねます。そこでなるほどと思うときもあれば、意外な発見をすることもあります。
- 美術館の開館意図と今回の作品を展示した理由を知る
これを知ることにより、次はいつ来ようかと楽しみが増えます。それはたいていそれっきりになったりするのですが・・・。
-2001/9/2
●当サイトは全ページリンク・フリーです。連絡も要りません。
Copyright(C) 2000-2006 xSUNx(サン) all rights reserved.