28日に松下電器がアルカリ乾電池に代わるとされる次世代乾電池を発表しました。これまでのアルカリ電池の1.1倍の値段で、1.5倍パワフルで長持ちなのだそうです。これまでのアルカリ電池とどう違うのでしょうか?
1.5倍長持ちと表現されているので、取り出せるエネルギーはこれまでのアルカリの1.5倍ということになるはずですが、パワフルというのはどういうことなのでしょうか?これは大きな電流を取り出せるという意味のようです。
これまでのアルカリ乾電池は充電式のニッカドやニッケル水素電池に比べ内部抵抗が大きく、デジタルカメラでは使い物にならないときもありました。あるデジカメではニッケル水素電池では100枚くらい撮れるのにアルカリでは数枚しか取れないという例が実際にありました。
潜在パワーはあったとしても、内部抵抗が大きいために大きなパワーを取り出せないという状況です。どんなに構造改革と叫んでも、自民党内部の抵抗勢力との調整でヒートアップし、もったいなくもそこで大半のエネルギーが費やされ、なかなか成果に結びつかないと批判されている小泉政権にどこか似ています。
あるいは27日の朝8時に、駅前の説明演説で本人は熱く語ってはいたものの、その評価は今一歩だった古賀議員にも似ています。このときの古賀議員は内在する性格のありようと闘うことにエネルギーの大半を費やしていた、という気がしました。
話がそれてしまいました。電池の話に戻ります。新しい電池ではパワフルであろうするときに敵になる内部抵抗を下げるために、電極材料を変えたようです。オキシ水酸化ニッケルは亜鉛の代わりに使ったのでしょうか?二酸化マンガンや黒鉛も改善しているとのことです。
しかし電解液を変えたとは書いていないので、アルカリ乾電池の名前の由来となっているアルカリ電解液はそのままという可能性が大です。それでもアルカリ乾電池がマンガン乾電池との差別化のために、同じ二酸化マンガンを使っていながら電解液のアルカリを使ったように、今回も変えた材料の名前を取って、『オキシライド乾電池』と呼ぶことにしたようです。
さて、党で言えば抵抗勢力をよりましな勢力にそっくり入れ替えたような、新しい乾電池はリチウムイオンやニッケル水素などの充電式電池に奪われた市場を取り戻せるのでしょうか?電池の世界も改革をやらないと生き残れないようです。
-2004/1/29
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