電車の中で気になることと言えば、よく言われるのがヘッドホンステレオの音漏れです。これを迷惑だと感じるのはなぜでしょうか?おそらく、「シャリシャリ」だけでは何の曲だかわからず、わかっても聴きたい曲(情報)ではないために、不快なノイズにしか聞こない、からだろうと思います。
気になる携帯の通話の場合も、話が片方しか聞こえないため話の内容が理解できず、よって情報というよりはノイズに過ぎません。このあたりが、電車内の通常の会話との違いだろうと思います。
あまり取りあげられませんが、新聞のガサガサ音も気になります。隣の人がガサガサと新聞の音を立てながら見ている場合、横から覗き見したいときには”情報”になっても、記事に興味のないときは不快なノイズに過ぎません。
ということで、ガサガサ音がしない新聞、の需要はあるように思います。週刊誌はガサガサとまでは音はしませんが、週刊誌と新聞の違いは速報性です。昨日や今日の話題が記事になる新聞には魅力があります。ならば、電子ペーパーに最新記事をダウンロードできれば、ガサガサ新聞はやがて、プチプチ新聞に変わってゆくことになります。
世界中の人たちが携帯に依存し、その業界に資金をつぎ込んでいるお陰で、どんどんディスプレイは見やすくなり、電波はどこまでも届くようになり、電池も長持ちするようになるなどして、着実に環境は整いつつあります。電子ペーパーの脇のボタンを押してページをめくる「プチプチ新聞」の出番ももうすぐです。
そうなると、「プチプチ新聞」に誘導したいという力が働き、ガサガサ音を立てながら新聞を読む行為が、「迷惑行為」として認知されるようになる、という気がします。
-2007/4/2
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