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なぜじっくり選んでから買った方が良いのか?
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最近は、今は不便でも、欲しい物はじっくり選んでから買った方が良い、とよく考えます。それは買い物に失敗した場合に、気にいらなくてももったいないので捨てられないことや、買い足そうにも場所が無かったりするからです。買い物に失敗するのはどうしてなのでしょうか?
買い物に失敗する例としてまず考えられるのが衝動買いです。それでも衝動買いは、理性が吹き飛んだ状態での買い物ではあるものの、まだ自分が選んでいるので許せるのですが、人から勧められるままに買った品物で失敗した場合は後悔が残ります。これはどういうことでしょうか?
日頃からある品物を買いたいという内的欲求があるときに、店頭でぴったりの品物が目に入るという外的刺激が加わると、衝動的買い物という行動に移ることがあります。この衝動買いの場合は、高かったとしても、もともと欲しかったものでもあるため、後悔したとしても、その後悔もそこそこです。
一方、人から勧められたり影響されて購入した場合、そもそもその品物が欲しい物であったのかどうかが問題です。
品物を手に入れたときに満足感が得られるのは、頭で考えた結果というより、感性そのものによる結果であるため、自分の内面が何を欲しがっているのか、自分の内面と対話をしながら品物を選ぶ必要がある、と思います。そのためには、自分の内面から聞こえてくる声に耳を傾ける必要があり、余計なノイズは取り除かねばなりません。
勝手に人の家にやってくる訪問販売や勧誘の電話、通りでティッシュと共に渡される宣伝ビラなど、頼んでもいないのに入ってくる情報は殆どがノイズであろうことは容易に想像できますが、テレビやラジオなどから流れてくる宣伝も油断できません。
広告にも役に立つ情報が含まれていることは十分承知していますが、ご存じのように、広告は我々の潜在意識に入り込み、根拠が無くても好印象を刷り込むべく巧妙に作られているからです。その影響を葬り去るためには、一度はノイズだと考えて全否定した方が良いと思います。
じっくり選ぶと言うことは、不要なノイズを取り除くために、我々に残された数少ない防衛策の一つだと思います。
-2005/5/21
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