ホームページらしさを追求することが常識であれば、それに従わないのは非常識だという事になります。まず、そのホームページらしさとは何でしょうか?
- 見たいときにみれる
テレビやラジオ、そして新聞や雑誌などのメディアに比べてホームページが圧倒的に優位にあるのは見たい人が見たいときに見る事が出来るという点でしょう。
見たいときに見たいという欲求を満たすためにビデオが生まれましたが、使い方が難しいことはタイマー録画を使いこなしている人が少ないことからもよく解ります。メーカーが使いやすさを考えた製品を作り出す前に、ホームページがその代りになる時代が来るのもそう遠くないでしょう。
- 別のページへのジャンプ
次の優位性はリンクという名のジャンプ機能です。ホームページが膨大な蔵書を誇る国会図書館に負けないのはリンクを使ったアクセスの容易さにあります。これはリンクをうまく使えば使うほどホームページらしさが増すことを意味します。
- 閲覧者によるカスタマイズ
次は閲覧する人の事情に合わせてカスタマイズできることです。かつて新聞の字が見にくいと言われたとき新聞社は活字を大きくしたり、見易い活字を検討しました。それでも、ブラウザで文字の大きさを変えられるホームページにはかないません。見易さを追求することは閲覧者の層を広げることをも意味します。
- 自分と同じ変わり者を見つけられる
人間の数だけ個性は存在するとは言いながら、自分の個性が社会から受け入れ難いものではないかと感じると何とも寂しいものです。ところが同じような個性や考え方を持った人を探し出すすことが出来るのがホームページをはじめとするネットの世界です。ここで自分は一人ではないという事を発見して救われた人が多いであろうことは容易に想像できます。
- 非常識が通用する個人ページ
おそらく商用ページの常識とはより多くの訪問者を獲得するために専門のデザイナーを抱え、専門的なコンテンツ作成者を擁し、送られるメールの返事に追われることだと思われます。商用ページにとって訪問者はお客様です。その満足度を増すために、日々好きではないかもしれないスキルを磨いて努力を重ねることが常識になります。
ところが、個人ページはそんな商用ページらしさを求めるのも求めないのも自由です。全てに優先するのは個人ページ作成者の個性とも言えます。商用ページ作成者が逃れられない呪いのような常識を無視できるのが個人ページの特長です。
見たいときに見られない工事中。リンクをすることもされることもなく、どこにあるのか解らない。細かい字を画像にするから拡大できず、何が書いているか解らない。補色を使ってギンギラギンにするから目が疲れる。
しかし、わざとこうして訪問者がぶつかる壁を高くして訪問者を制限し、中に宝のようなコンテンツを満載することを喜びにする個性を持った人もいるはずだし、そんなページを探し出す楽しみもあります。
個人のホームページにとって、常識よりも非常識よりも大事なのはホーム・ページ作成者の個性であるに違いありません。
-2001/8/21
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