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「です・ます」調で書くか「である」調で書くか?



 簡潔さや軽快さを求めて「である」調で書きはじめても、その後、文章を読み直し、『なんだか偉そうな印象を与える。』と思うと、「です・ます」調に文体を書き直すことがあります。(ちなみにこのコラムは「です・ます」調です。)

 「である」調は読み手が限定されていて内容重視となる報告書などや、明快でリズミカルな文体を目指す場合は有効であるようですが、内容以前に堅苦しいというイメージを与えてしまうこともあります。内容を読みとる前にもう読み進みたくないという感情的な壁を作ってしまうこともあります。以下にその両者の特徴を整理してみました。

「です・ます」調 「である」調
文章の例 当サイトはリンク・フリーです。 当サイトはリンク・フリーである。
特長 丁寧な印象を与える 明快な印象を与える
欠点 丁寧さが文章を長くする 思いあがっているような印象を与える

 もちろん、内容そのものが「思い上がっている」場合は、いくら丁寧な印象を与える「です・ます」調で書いてもあまり意味がないことになりますが、今回は内容そのものについては触れないことにします。

 プロバイダーからのメールも殆どが「です・ます」調になっています。お客さんに送っているのですから、無用な反発を招かないためにも、丁寧さが求められるのは当然ということになりますが、内容がサービス停止など「きつい」場合でもそのきつさを和らげることができます。

 個人でホームページを作ってそこに文章を書く場合はどちらが良いのでしょうか?これはホームページの狙いによって違ってくると思います。以下にその狙いと文体の関係を思いつくまま書いてみました。


 ネットはプライベートなメディアで、ホームページを閲覧する場合も、一人で見ることが殆どで、特に自宅で見る場合はリラックスしていると考えることができます。そして、より快い事を求めている心理状態にある人が多いと思います。

 初めてホームページを訪問した場合、書かれている文体で第一印象が決まってしまうこともあります。そういう意味では「です・ます」調がいいと思っています。しかし、より快い感情を呼び起こそうとすれば、言葉が持つリズムも楽しみたいところです。それを追求すると、「である」調で筆を進めたくなります。

 「である」調で書いて、リズムや明快さを楽しみながら、読み返しても「堅苦しさ」や「不快」な印象を与えない文章を書けるようになりたいというのが個人的な願望です。


-2002/1/12
-2007/11/3 推敲



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