小学生4人が無事に保護された昨日、NHKがネットと犯罪の関係を何とかできないか、という視点から特集を組んでいました。たしかに、NHKの指摘の通り、最近はネットで爆弾の作り方を知ったり、掲示板で爆破予告をしたり、男児誘拐殺人事件犯人の個人情報がネット上に流れたり、巡査部長がネットにポルノ画像を流したり・・・、といったニュースをよく耳にします。
これはもちろんご存じだとは思いますが、銃の犯罪が問題になったときに、銃をもっと厳しく取り締まるべきではないか、という声が高まることによく似ています。
同じような割合で銃を所持しているカナダと米国の二国で、なぜ米国の方が圧倒的に銃犯罪が多いのかというと、その理由は米国が公的な健康保険制度をもっていないのにもう一方のカナダではその制度が整っている、という例にみられるように、米国という国にはとんでもない金持ちがいる一方で、社会的弱者には冷たいという現実があるからだ、とされています。
不運なだけで弱者になることを余儀なくされた人々が銃を使って社会に復讐しているらしい、というものです。これは力で抑えてもどうにもならない、と思います。動物的な本能だろうと思うからです。
こうした事実は特に目新しいことでもなく報道に携わる人なら知っているはずなのですが、どうしてネットを取り締まれないのか、という視点の報道が繰り返されるのでしょうか?
これはおそらく、一部のネット弱者による反撃だろう、と証拠をつかんだわけでもないのですが、そう考えています。パソコンやワープロは苦手で、インターネットなんぞはもってのほか、と考えている人は多いと思いますが、それだけなら何の問題もありません。
しかし、ネットを便利に使っている人を日頃から快く思っていない人の中には、直接嫌いだとは発言せず、遠回しにそれとは知られないような形で、あらゆる機会をとらえて攻撃しようと考える人がいる、と思われます。
そこで何かと攻撃されがちなのが『2ちゃんねる』です。この巨大掲示板は言いたいことをぶちまけてストレスを解消する貴重な場だろうと思います。ストレスが高じることによって生じる陰湿ないじめや虐待、家庭内暴力を軽減する効果さえ持っている、と考えています。
悪いのはネットではなく、それを悪用する人です。
-2003/7/18
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