検索サイトのGoogleが登場したころは、ゴーグルと読むのか、グーグルと読むのかが密かに話題になっていたように思います。それにしてもこのゴーグルとグーグルの紛らわしさはすっきりさせたいところです。
検索エンジンのGoogleがカリフォルニア州のシリコンバレーにあるスタンフォード大学で生まれた頃は有名ですが、このエンジンが開発された頃、名前をどうするか、ということが当然話題になったはずです。
おそらく、インターネットの世界をきょろきょろと眺める(goggle)、あるいは大きな水中目眼(goggles)が頭に浮かんだことは間違いないでしょう。日本人なら障子に穴をあけて部屋の中を覗くぎょろぎょろした目が頭に浮かびます。
そこで目玉は二つあるので、oを二つにしてその分gを一つにしてGoogleにしてはどうかという話になり、そうなれば、oが二つ並んだのだから当然発音はゴ(ガ)ーグルではなくグーグルだろう、となったはずです。
人気漫画のスヌーピー(snoopy)、プードル犬のプードル(poodle)屋根のルーフ(roof)、道具を意味するツール(tool)などがいずれもウーと長くのばすからです。
もちろん、good、cook、book、look、そしてロビンフッドのhoodなど、短く発音する単語もありますが、これらはいずれも四文字からなる単語に限られているようです。
というわけで、googleという名前が生まれた経緯は想像に難くありません。
一方スキーや水遊びなどで使われるゴーグルは両目を覆って風や海水から目を守るという保護機能と、よりよく見るという二つの機能を併せ持っています。裸眼のまま水中で目を開けたことがある人なら分かると思いますが、裸眼のままでは決しよく見えるとは言えません。
検索エンジンも関連のないサイト、有害なウィルスやしつこいポップアップ広告からユーザーを保護する保護機能と、よりよく見えるようにして素早く目的のサイトに到達するための工夫が為されているようです。
そこで最近気になるのが、見やすくするはずの検索エンジンに広告サイトが同時に表示されるようになってきたことです。これも度を超さないようにしないと本来の意味を失ってしまいそうです。それはちょうど、水中眼鏡のガラス面に広告をプリントしているようなものです。実際そんなものは使い物にならないでしょう。
ゴーグルには広告はついていませんが、グーグルには広告がついています。もっとよく見える検索エンジンが欲しいのなら、なんらかの形で金を払う必要がありそうです。
-2004/3/6
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