掲示板への荒らしは、自分の掲示板が被害に遭うまでもなく、Yahooや2ちゃんねるなどの巨大掲示板に多く見られます。編者は荒らしをする特別の人がいるわけではなく、条件さえそろえば、荒らしを非難している人もその荒らしになる可能性があると考えています。
このコラムでは荒らしに対する効果的な対策を考えるための基本的な考え方、そして自分がその荒らしになってしまわないために荒らしをする人ではなく、荒らしをする
ときの心理を考えてみました。
- 原因別心理と対策
- 匿名性
誰にも解らないだろうから、あるいは解らないようにする方法を自分は知っているから大丈夫。この誰が書き込んでいるのか解らないというのがインターネットの特長です。名前と住所が解れば本人を特定できますが、名前に当たるハンドルネームはいくらでも改名可能、住所に当たるIPアドレス【Internet
Protcol Address】はアクセス解析で追えるのですが、荒らしの人は当然このアドレスを隠すために代理サーバーという手を使っているようです。代理サーバーからのアクセスを拒否すれば進入を防ぐことが可能になりますが手間がかかります。
- 目には目を
やられたらやり返す。自分は荒らしになるつもりは無かったのに、ミイラ取りがミイラになるケースです。荒らしの世界に足を踏み入れても、その世界の独自の価値観に染まらないようにしましょう。
- 抑圧された感情をぶちまける
「荒らしやストーカーを捕まえてみたら、普通の人だった。」ということは良くあることです。荒らしとして生まれてくる人はおらず、荒らしになる人だけがいるということになります。日頃からストレスをためていると、どこかではけ口が欲しくなります。荒らしの発言の中に見られる説得力がなくて罵倒するための論理の組み立ては中傷する相手ではなく、そのはけ口の見つからない荒らし本人の未熟さを書き込んでいるように思えます。
このケースでは荒らしが非難しているのは掲示板や特定の人ではなく荒らし本人に向かって叫ばれた言葉とも言えるため、別の言い方をすると”独り言”にあたります。どんな独り言を書き込んだのか荒らしの人に解ってもらって恥ずかしがってもらうために、そのまま放置するのが良いかと思います。
- 人を困らせるのが楽しい
調子に乗っているときや、こんなことをやっているのは自分だけではないと考えることで、人の気持ちを理解するのが難しくなります。自分が何をやってきたのか後で気がつくことになります。早く気づいてもらおうと思ってレスをするのは止めた方がいいと思います。気づくと言うことはその能力を身につけ成長すると言うことです。この成長は本人が成し遂げるべき成長です。
- 人をバカにすることで優越感に浸る
自分より偉いとされている人を君付けしたり、呼び捨てにしたり、あだ名で呼ぶことによって、その瞬間に自分がその人より偉くなったような錯覚を楽しんでいる状態です。もちろん、人をバカにしたくらいで簡単に偉くなれる程世の中は都合良く出来てはいません。
- どこまでがゲームかを理解できない
子供の頃は結構残酷で、自分が遊ぶことに夢中で、人の気持ちを理解する能力がまだ身に付いていません。手が後ろに回ってはじめて理解できることもあり得ます。
- 実はもてようとしている
子供の頃は自らの想いを表現する手段を持たず、ただ気に入った女子にいたずらすることがよくあります。そしてその試みは今も昔も成功していません。実は嫌われておしまいだと言うことを、未だに気づかずにつきまとう荒らしです。もしこんな男子がいるのならこう申し上げましょう。
”荒らしでは恋は実らない。”
- なぜ荒らしはいけないのか?
人の物を奪うことを強盗と呼びますが、これより罪が重いのが人の幸せな気分を奪うことです。これは精神的な被害であるため、訴訟社会のアメリカではとても個人では払えないような額になったりします。それに伴って難儀なのが裁判のために拘束されること、退学や退職に追い込まれることです。たとえ証拠不十分で無罪になっても、自分の犯した罪は消えず、忘れてしまえばまた同じ失敗を繰り返し、忘れなければ苦い思いが残ります。もし、荒らしをやっているのなら早く卒業してしまいましょう。荒らしになっても儲からないし、異性にもモテません。いわんや金も女も要らないと言う修行僧への道でもありません。
-2001/10/6 初版
-2005/1/26 リンク切れのため参考リンク削除
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