これまで最大8Mbps(メガビーピーエス)と言われていたADSLの最大データ伝送速度が近々10Mbpsとか12Mbpsに増速されるというニュースが飛び込んできました。このままADSLは増速を続け、光ファイバーを凌(しの)いでしまうのでしょうか?増速の理由を調べてみることにしました。
6月14日、7月中旬より10Mbpsに増速することを発表した
アッカネットワークスによれば、増速は『S=1/2技術を実装したファームウェアへのバージョンアップ』により可能となるとあります。何のことだかさっぱり分かりません。ちなみに、”OCN、@nifty、BIGLOBE,、So-net、ASAHIネット、ReSET.JP”などで、ACCA8MbpsADSLサービスを受けている人達が対象になるそうです。
一方、本日(6月19日)最大12Mbpsを実現するADSLプラスを発表した
イー・アクセスによれば、『米センティリアム社の新DSLチップを実装したNEC社製及び住友電工社製ハードウェアを導入するとともに、ノイズに強いエラー訂正機能や「G.992.1」の高速化オプションを実装することで、高速化を実現する』とあります。対象者はBIGLOBE、@nifty、ASAHIネット、DTI、Panasonic
hi-ho、ODN、東京電話インターネット、コジマネットなどでイーアクセスのADSL回線を選択している人達です。
センティリアム社(Centillium Communications, Inc.)の5月22日付けのプレスリリースに今回の増速技術についての記述があります。サイト内の気になる部分をピックアップすると、
- この革命的な技術を使えば、増速が可能になるだけではなく基地局から遠すぎてADSLサービスができなかった地域にまでサービスを拡大できる
- 10Mbpsを越えるスピードが可能になる
- パートナーとなる日本企業は”Melco、NEC、Sanyo、Sumitomo Electric, Inc. (SEI)”
- モデムのタイプは日本向けANNEX−C
光ファイバーを凌ぐ速度という記述はどこにも見あたりませんでしたが、センティリアム社のチップはNTT東西のモデムにも使われているはずなので、近々フレッツADSLの増速も発表されるはずです。
-2002/6/19
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