コンプレックスと言っても、シンデレラに対して劣等感を抱くことではないようです。コンプレックスとは精神分析用語で、本人が気がつかない所で持っている考え方の傾向やこだわりのことだと説明されています。
したがって女性が自分の幸せを願うときにシンデレラのようにそのうち王子様が現われて自分も幸せになれると考えているのであればその人はシンデレラ・コンプレックスを持っているという事になります。これは自分の幸せを王子様である男性に依存しており、女性の社会進出が進んでいる今の時代に合わないと言う人もいますが、どうなのでしょうか?
男でも女でも幸せになれるかどうかは恋人や結婚相手によって半分は決まると編者は考えています。その半分の幸せを求めて、いつかは王子様のような人が現われることを期待するのは実に健全で自然な考え方だと思います。
もしあなたがそのシンデレラ・コンプレックスを持っているのであれば、王子様に出会った後の話を知る必要があると思います。おそらくいつの日にか自分にとっての王子様は現われるでしょう。巡り合った瞬間からあなたはお姫様です。しかし、その地位のまま居られるのは非常に短いことを知らなければなりません。
なぜなら、王子とお姫様は結婚後まもなく王様と王女に昇格するからです。そして国を治めるためにそれぞれの役割があり、その大仕事を成し遂げるには努力だけではなく、知恵も必要です。もう待っているだけでは国の秩序を保つことはできません。
グリム童話などにあるシンデレラと現実との大きな違いは現実の世界ではその続きがあり、誰もそれを知らないということでしょうか。
-2001/5/1
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