結婚とは男にとって得なのでしょうか?それとも損なのでしょうか?結婚は墓場だと言う人も居ますが、その実体はどうなのでしょうか?これに関してソクラテスの残した言葉と共に考えてみたいと思います。
ソクラテスは結婚を勧めています。結婚はした方が良い。その理由は、もし良妻を得たなら幸せになれる。運悪く悪妻を得た場合でも哲学者になれる、からだそうです。実はソクラテスの妻は悪妻として有名です。そしてソクラテスはご存じのように偉大なる哲学者です。しかもソクラテスは男としても尊敬すべき人物です。彼はあまりの名声故に妬まれて罠にはまり毒薬を飲んで処刑されることになりました。それでもそれが如何に耐え難いことでも避けられないことならと潔(いさぎよ)く毒杯を口にしました。その事実はソクラテスの弟子プラトンが現在に伝えています。
結婚の理由が何であれ、女は正体を見せません。それは男がその正体を見せようとしないことと同じです。だからと言って騙しているわけではありません。好きだからこそ自分の良い部分を知って欲しいと考えるのは当然すぎるほど当然です。
もしあなたが女に対して掃除や洗濯がめんどうだからという理由で結婚するのだとしたら失敗します。その理由は簡単です。男だけではなく女もまた掃除や洗濯は好きではないからです。好きな人のためなら掃除でもなんでもする。そうした気持ちが働くのは結婚の前の恋愛の期間に顕著に見られる現象ですが、それは持続しません。
恋愛の期間は非現実的な期間であってそのエネルギーで結婚という壁を越えるわけですが、結婚したらまた現実に戻ります。そして日常になるのですが退屈するでしょう。でもそれは幸せな退屈です。その退屈しのぎに他の女性に手を出すと退屈と共に気がついていなかった幸せも共に失うことになります。
この不自由さ故に墓場だと言うのかも知れません。でも昔の偉い人が何と言ったとしてもあなたは男として誇りを持って妻の幸せを考えてそれを実行することを最優先にする必要があります。
良妻も悪妻も大事にしてくれる夫を必要としていると思うからです。だから結婚をすすめますが、好きでもない人、あるいは好きになれそうもない人と周りが薦めるという理由だけで結婚するのは止めましょう。それは相手の女性に失礼です。自分が悪い夫になって妻を哲学者にしようとすると失敗します。なぜなら、女は哲学者になることより、したたかに計画を立てて別れを告げ、その後に花を咲かせる方を選ぶと思うからです。
-2001/6/23 初版
-2005/9/11 推敲
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