春の特番なのか「同姓に嫌われる女性」とかいうタイトルの番組をやっていました。いちばん嫌われるタイプが最後に登場する、よくあるカウントダウン形式の番組です。それでもそのワーストワンが気になり、ついつい最後まで見てしまいました。
結局いちばん嫌われるタイプの女性は、相談に乗って欲しいと人に頼んでおきながら、いつの間にか自慢話を始める人、でした。相談に乗って欲しいと頼まれた方は、カウンセラーよろしく”「積極的傾聴法」で行こう”などと心に決めて臨んだに違いありません。しかし、話を聞けば自慢話。しかも自分より幸せそう。もう許せない、ということのようです。
しかし、こういうタイプの女性は、話にはよく出てきても、実際に見かけることは少ないようです。
一方、同姓に嫌われる男性はというと、番組ではやっていませんでしたが、おそらく、目上にぺこぺこし、目下にきつい人だろうと思います。しかし、このタイプの男性も、女性のときと同様、滅多にいるものではありません。
見かけない理由は、絶対数が少ないことと、おそらく同じところに長くは居られないからだろう、と思います。そうやって世間を渡り歩いてゆくうちに、だんだん角が取れて丸くなり、益々絶対数が減ってゆくのです。
育った環境に適応してゆくうちに同姓に嫌われる角のある性格がつくられ、さらにその後の環境に適応してゆくうちにその角が取れて丸くなるのは、皮肉なことです。
角ができるのは付き合う人が少ない内海(特殊な家族環境など)で、角が取れるのは、人付き合いの多い外海(世間の荒波)と言えそうです。内海と外海のいちばんの違いはなんでしょうか?
それは、我を張ることができるかどうかの違いではないか、と思います。我を張るのを止め、忘我の境地になれば、共通の意志とともに動くことができるため、人とぶつからない、つまり丸くなるということではないか、と思います。
同姓に嫌われる人は我を張るタイプの人と言えそうです。
-2007/4/26
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