横断歩道で信号を待っていると、風上からアルコールの匂い。また、電車の空いた席に座れば横からやはりアルコールの匂い。途中駅で降りたその匂いの主を見ると、定年をだいぶ過ぎたくらいの年齢です。
平日の、夕方四時になる前から酒が飲めるなんて、酒池肉林よろしくぜいたくをきわめた毎日を過ごしているのでしょうか。それにしては後姿がどこか寂しげでした。酒の匂いがするのは何も年寄りだけではありません。
バリバリ働ける年齢の人でも、朝から酒臭いことがあります。これが複数回になると、人ごとながら、どのくらいの量を飲んでいるのか、が気になってきます。酒の適量が正しく認識されていないような気がするからです。アルコールの適量はどのくらいなのでしょうか?
これは、その人が希望する生き方によって違ってくるような気がします。
■”ゼロ”
体質で飲めない人や飲みたくない人はもちろんゼロです。酒と無縁の生き方を希望するタイプの人です。また、希望するしないに関わらず、車を運転する人、アルコール依存症の人もゼロです。依存症の場合は、「自分の意志」を酒に売り渡してしまい、もう二度と取り戻せない状態であるため、酒を一滴でも飲むことは、魂を売った悪魔を呼び戻すことになるため、どうしてもゼロにならざるを得ません。
■男性1合(女性は0.5合)
問題は飲める人で飲みたい人の適量です。清酒なら一日一合程度。女性は女性ホルモンの関係でその半分といわれています。二合飲んだら次の日は休むという具合に調整します。仕事熱心な業界の人はこの適量を増やす傾向があるので、誰がそれを適量だといっているのか、発言者の立場を注意して観察する必要があります。
■晩酌の習慣はNG
「いつものように今日も飲む」という飲み方は、もはや「自分の意志で飲んでいる」とはいえません。晩酌と言う名の悪魔に半分魂を売り渡した状態です。
■難しい理想的な飲み方
帰宅後に一時間くらいほろ酔い気分でリラックスし、その後はシャキっと目を覚ましたい、というのが個人的な希望です。これは自分なりに人生の質をあげるためですが、実際はシャキっとするところかそのまま眠くなるのが現実です。
ということで、専門家の意見も自分の体験でも、「酒は飲んでも一合程度」が結論です。
-2007/6/19
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