最近「食品の裏側」の著者「安部 司」さんがマスコミに登場するようになりました。ネットで登場したかと思えば、テレビでも登場し、結局私は三つの番組で見ました。本屋に行っても本は置いておらず。図書館の本も貸し出し中で、しかも予約が入っている状況です。
添加物のエキスパート阿部さんのおもな主張はこういうことのようです。
添加物(化学物質)は食品を、
1.安く、
2.美味しく、
3.長持ちさせる、
ため、いたるところで使われているとのことです。その例として、美味しくしかも長持ちさせるためにコンビニの弁当やおにぎりに使われ、また醤油や肉だんごなどにも使われている、とのことです。ファミリーレストランの料理も例外ではありません。
しかし添加物を否定しているわけではなく、あくまでも現実を知って欲しい、という主張のようです。
「食品の裏側」が売れたりマスコミで取り上げられたりするのは、それなりにそうした主張を受け入れる下地があるからだろう、と思います。話を聞いて、うすうす気がついてはいたが、やっぱりそうだったのか、と思っている人は多いと思います。
しかも、これだけの現実をつきつけられると、消費行動へなんらかの変化があっても不思議ではありません。かくいう私も、阿部さんの話で塩に三種類あることを知り、あるいは醤油にも本物と偽物があることを知り、ちょっとだけ変わってきました。
塩には、岩塩から作った純度の高い、お馴染みの安い『食塩』と、それにミネラルなどを足した、ちょっと高い『自然塩』と、そして実際に海水からつくった高価な本物の『自然海塩』があるとのことです。さっそく自然海塩の『石垣の塩』をサーパーで買ってきました。値段は500円以上しましたが、もともと使う量が少ないためほとんど家計の負担になりません。
それから醤油も、原材料名に大豆と小麦粉と塩しか書いていない本物に変えました。それ以外の原材料名が書かれていたら、それは合成醤油ということになります。
「食品の裏側」が、はでに添加物について明らかにしたことによって、これから先(向こう側)では、しずかに脱添加物が進むものと思われます。
ところが、ここに厄介な問題があります。味覚は、本来からだに必要なものを美味しく感じ、毒や不要なものを不味く感じるようにできているはずで、DNAにもそうプログラムされているはずです。ところが、DNAは時代の急速な流れについてゆけず、体に悪いかもしれない添加物入りの食品を、限りなく美味しいと感じさせているのが現実です。
「添加物の山とも言えるジャンクフードをうまいと感じるのは、味覚が誤動作しているためだよ」、と言われたとしても、おそらくジャンクフードの誘惑から逃れるのは難しいでしょう。
何しろ
ジャンクフードには、スナック菓子、インスタント食品、ハンバーガー、フライドチキン、コンビニ弁当、たこ焼き、立ち食いそばから牛丼までが入っているらしいからです。
-2006/9/2
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