スナック菓子とかファーストフードなど、カロリーばかりが高くて栄養価の低い食品をこう呼ぶそうです。ジャンク・フードはJunk-foodのことで、れっきとした英語(俗語)であることを考えると英語の語感にその言葉が作られた意図が込められているように思えます。
個人的にはジャンクと言えば”ジャンク屋”を連想します。壊れて使えなくなった、言ってみれば価値のないがらくたとなった製品を並べている店。ところがそれはがらくたと呼ばれてはいるものの、貴重な部品が隠れている宝の山。がらくただから値段はただのようなもの。ところがそこから他の人にとっても宝に相当するものが生まれたりもするわけです。
英語のjunk と言えば”くず”、”くだらないもの”そして”麻薬”さえをも意味すると辞書には書いています。そうなのでしょうか?実際はちょっと違うのでは無いかという気がします。ジャンクには以下の二つの意味があるように思えます。
- 価値のないがらくた
- がらくたに見える宝の山
さてどちらの意味で多く使われているのでしょうか?
英語の"junk food"でサイトを検索し、この言葉を肯定的にとらえているか、否定的にとらえているかを調べてみることにします。(検索はGoogleを使用)
一位は
Junk Food News - Burgers, Pizza, Hot Dogs, Tacos, Fries, Candy, Fast Food
- updated 24/7!で、「あるホットドッグ屋さんが65周年を迎えた」というニュースを伝えています。ホットドッグはジャンクフードに含まれます。
二位は
The Junk Food Meccaでジャンクフードのファンサイトのようです。三位は
Kibo's junk food reviewsこれはいろいろなジャンクフードを食べてみてその感想を書いているページです。ちなみにこのサイトの筆者は、Tohatoのビーノは好きだそうです。
四位は
Junk Food - Ask the Dietitianでジャンクフードについてのコラムのようです。「最近よく耳にするこのジャンクフードとは何なのか?ジャンクフードとは塩分や砂糖や脂肪分を多く含み、栄養価が低いもので・・・。」と続く健康志向の高いサイトです。
どうも個人や民間はジャンクフードという言葉を好んで使い、公的なところやジャーナリズムはその問題点を指摘しようとしているというところでしょうか?「糖分を摂りたくないという理由でジャンクフードを避けるのであれば、フルーツも食べられないことになる。しかし、それでは食物繊維が不足してしまう。」という具合に、ジャンクフードを避ければよいと言うより、バランスの問題であると言えそうです。
ジャンクフードに関する
日本のサイトを検索してみると、「ジャンク・フードと呼ばれても、自分はそのジャンクフードが好きだ」という気持ちが伝わってくるサイトばかりです。何しろジャンクフードにはスナック菓子、インスタント食品、ハンバーガー、フライドチキン、コンビニ弁当、たこ焼き、立ち食いそばから吉野家の牛丼までが入るとなると、嫌いな人を捜すのが難しいくらいです。
ジャンクフードの害を訴えているのは健康食品を紹介するサイトです。これは商売だから当然といえば当然です。ジャンクフードの意味には子供が好むものという意味も含まれているように思います。「子供は栄養のことなど考えず、好きなものばかり食べたがる。それに比べると大人は・・・ やっぱり、ジャンクフードが好きで・・・。」Junk
foodという言葉を作った”こころある人”のもくろみはどうも思うように捗(はかど)ってはいないようです。
-2002/5/5
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