バイトやパートをしている姿を家族や知人に見られると恥ずかしいので、ワザワザ遠くの街まで出かけている、という人は多いようです。コンビニやスーパーのレジで働いている場合、たとえ家族が品物を持ってレジにやってきても、特別扱いはできないため他の一般客と同じように扱わねばなりません。
こんなときに感じる奇妙な違和感は何なのでしょうか?
一年中裸で暮らす裸族の間では、服を着ていることの方が恥ずかしい、と感じるようです。おそらくこれと同じように、仕事場で被る仕事用の面を見られるのが恥ずかしいのだろう、と思います。
しかし、ジャングルの奥の裸族の間にもしだいに文明が入り込み、服を着ることが当たり前になれば、もはや恥ずかしいとは感じなくなります。普段から家族で働いている場合も、もはや恥ずかしいとは感じません。
一面の顔しか見せないことによって日常が成り立っているため、普段は見せない別の一面を見せることにはずかしさを感じる、ということだと思います。漢和辞典によれば、恥とは耳のように柔らかいこころがいじけることを意味するらしく、普段は見せ慣れていないために、まだ面の皮が薄いために恥ずかしい、ということだと思います。
これは逆に言うと、面の皮が厚くなりすぎないようにするためには、そしてそれとともに魅力を失わないようにするためには、少しずつ自分の柔らかい一面を見せた方がいい、ということになりそうです。
-2006/3/18
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