駅から徒歩何分と書いた表示のなかには「それはあり得ないだろう」と思わせる数字を見かけることがあります。ホントのところはどうなのでしょうか?
アパートを探すために急行の止まらないある小さな駅を降りたことがあります。不動産屋さんの前に立ち張り紙を見て、これだと思った物件を見たい店の人に言うと、「すぐ近くだから行ってみましょう」、と案内してくれることになりました。不動産さんによっては車で案内してくれることもありますが、自分の足で確かめるのが一番です。店によっては、地図と鍵を渡してくれることもあります。
さてその案内役のおじさんは元気な人で、しかも予想通り早足でした。あっという間に目的のアパートに着き中を見た後の帰り道、おじさんはこう言ったのです。「駅から何分なのか計ってみましょう」。そして相変わらずの早足で歩き、目の前に駅が見えたとき、こう言ったのです。
「四分ですよ。近いでしょ」。「そうですね」と相槌は打ったものの、内心”ちょっと違うんじゃないの”と思ったものです。そして”これが不動産屋さんのトリックか”とも思いました。
実際のところ、たとえば駅から五分と表示されていた場合、それは物件に近い側の駅舎から、八十メートルを一分で歩くという想定で書かれているそうです。つまり、一番近い駅舎から物件まで約400メートル。途中に信号があればもっと時間がかかるし、大きな駅の場合はホームまでの時間もかかります。
それでも、早足の人が実際に歩いた時間を書いている場合はまだ許せますが、店舗案内などのなかには、走ったのではないかと思わせる表示もあります。おそらく単純なミスだと思いますが・・・。
-2006/9/20
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