もしあなたが父親もしくは将来の父親候補であるのなら、そして幾ばくかでも収入を得ているのなら、その姿に光を当て、落とす影を濃くする必要がある、と思います。影が濃ければそれだけ周囲の関心を呼び、気がつきやすくなるからです。しかしどうしたら濃くすることができるのでしょうか?
会社や団体に属して働いていても、子供は父親の働く姿を見ることができません。陽の光を当てるべき姿が、子供の日常に存在しない、というわけです。しかし、働く姿は見せられなくても、その結果としての影はいくらか濃くして見せることができると思います。
陽が当たった結果できるのが影なら、働いた結果得られるのが給与です。しかし、この有り難い給与の姿が見えにくくなっています。すでに指摘されているように、父親の存在が薄くなるのは当然です。
給与を見えやすくするために、たとえば子供への小遣いは、月末ではなく、給料日に渡します。もし休日で給与振り込みがずれた場合は、そのずれた日に合わせて渡します。これは、労働の対価として報酬を得るという経済の仕組みに、自分の父親もまた参加しているという現実を、肌で感じてもらうためです。
もしクリスマスのプレゼントの代わりに、現金を渡しているのなら、タダ渡すのではなく、「これはクリスマスプレゼント引換券」だと言って、渡すことにします。「銀行券(お札)」が「プレゼント引き替え券」として機能していることを知らせるためです。
もし幸運にもボーナスがもらえる身の上なら、できるだけ支給日に合わせてなんらかのイベントを仕掛けるようにします。昔なら現金支給で自然にそうなったのでしょうが、今となっては記念日のようまものかも知れません。
-2005/12/24
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