イジメは良くないと当たり前のことを書くより、どうしてイジメがあるのか?なぜイジメるのかを考えた方が良さそうです。
- いじめる側は痛みが理解できない
少数の人を多数がいじめ、その少数の人の中に自分が入らないようにするためにいじめる側の多数に入るというパターンが多いようです。そして良い悪いに拘わらず、残念な事は加害者は被害者の痛みを理解できないことです。それが理解できればイジメもだいぶ減るのではないでしょうか。意識して理解しようとしないかぎり、ことの重大さに気がつきません。そしてそのまま知らないままに大人になるか、取り返しのつかない結果となって気づかされることになります。
- 陰湿ないじめは陰湿な復讐を招く
いじめられる方はかなり追いつめられてしまうため、そのはけ口が見付からない場合は復讐となっていじめた側に帰ってきます。自殺という最悪の結果になった場合はいじめた側はいくら秘密にしても周囲に加害者の身元が知られてしまい、その地域に住めなくなります。
- 勝者のいないイジメ
またそうした結果にならず、何事も無く大人になった場合、同じイジメを繰り返す事も考えられます。イジメのつまらない部分はどこにも勝者がいないことでしょう。多数のグループが少数の弱い人をやっつけても達成感は得られません。後味の悪さだけが残ります。いじめる側の多数グループから抜け出せない場合は自分の勇気の無さを知ることになるはずです。そんな自分を好きにはなれないでしょう。
- いじめられる側も悪いのか?
いじめられる方も悪いという人もいます。そのぐずぐずしているように見える態度を理解できないからでしょうか?たしかに、いじめられる方は弱い人間かも知れません。しかし、少なくともいじめる側よりひきょうではありません。もともと弱い存在である人間の弱さを責める事は出来ません。ひきょうな行動もその弱さからくるものだと思います。自分の弱さに気づいても、人間は弱いものだと思えば納得する事は出来ます。しかし、自分がひきょう者だと知ったらどうでしょうか?そんな自分に納得はできないでしょう。
いじめる側を非難するより、イジメがひきょうな行為である事、そしていじめる側はいじめられる側の痛みを理解できないものだということに気づいてもらう方がいいと思います。 -2000/11/16
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