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不登校児はどこに行けばよいのか?


 やっとのことで登校してきた児童を迎える会を開いたら、翌日からまた来なくなった。あるいはそれさえもなく、誰も座る事のない机を並べている教室も多いのではないでしょうか?

 不登校児が問題なのは学校へ行かない事ではなく、多様性を認めようとしない頑固さにあると思います。

 学校と呼ばれる場所に行くのが正しいのではなく、その場所に行った方が一般的に効率よく学習できると考えた方がいいと思います。行かない事による学習能力の低下より、行くべき場所へ行っていないと考えて、孤独感を味わい、貴重な人生の大事な時期を苦しいだけの時間に変えていることの方が問題だと思います。

 学校は集団生活を学ぶ場だと言われています。体育や算数という教科があるように、集団生活という名の教科があった方が分かりやすいと思います。算数がからっきしだめな人にも教育の機会が与えられているように集団生活に馴染めない人にも同様に教育の機会が与えられても良いはずだし、学校と呼ばれる場所に行くべきだという価値観を押し付けられるべきでもないと思います。

 「皆と仲良く学校に行けばいいのに」と誰が聞いても反論できないようなことだけを考えて、その価値観から離れられず、それ以上頭を使おうとしなければ、問題は先延ばしになる一方だと思います。

 多様性を認めない国は衰退すると言われます。学校と呼ばれる場所に税制面の優遇や財政上の支援があるように、不登校児と呼ばれる人々の学ぶ場に同様の政策上の考慮があっても何の不思議はないと思います。

-2000/11/27 


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