リコール隠しで苦況にある三菱ふそうのトラックで、今日だけでも二件の出火事故が報告されました。富山市では2トントラックのエンジン付近から出火し、北海道網走では停車中の軽トラックから出火しています。なぜ三菱のトラブルが相次ぐのでしょうか?
半年ほど前、新幹線の運転手が勤務中に居眠りしたり携帯メールをしていたことが報道されたことがありました。運転中にメールをしていた件は、メールの相手が人妻でその旦那さんがそれと気づいたために発覚したとされています。しかし、なぜこの程度ことがニュースになったのでしょうか?
当時はJRの中央線で踏切事故が相次ぎ、JRの対応の遅さが問題視されていました。そこに感じられたのは、何かことあればJRをあるいは鉄道関係者を叩きたい、という空気でした。こんな時期に運転手が運転中に居眠りしたり、携帯メールにうつつをぬかせばニュースになります。
三菱のリコール隠しの場合、うんざりする程欠陥を小出しにしているのに、それでも懲りていないような部分が感じられます。実際に懲りていないのか、それともただそのように報道されているだけなのか、実のところは解りませんが。ただ、JRの例と同じように、何とかして三菱自工や三菱ふそうを解りやすく叩く材料はないか、と皆が探し求めているように思います。
運転中に居眠りしたり、携帯を使ったりがよくあるように、トラックのエンジンがオーバーヒートするぐらいのことは、全国で何十万台も走っていればどこかで起きているはずです。しかし、叩かれ続ける限りそれが埃となって出続けるに違いありません。トラック業界は排ガス規制の特需で売れ行きは好調だったそうですが、この特需の間に嵐が通り過ぎないか、と思っているのかも知れません。
マスコミも、大スポンサーでもある三菱はたたきにくいようですが、このことが逆に反感を温存している、という気がします。マスコミ(民放各社)のやっていることは贔屓(ひいき)の引き倒しになりかねません。
-2004/6/23
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