軽急便名古屋支店で16日に起きたビル爆破事件では、なぜあのように強烈な爆発になったのかという、ちょっと的がはずれたような報道がされていました。しかも、その報道もいつの間にか消えていったように思います。
9.11のテロが起きた後、その衝撃があまりにも強烈だったために、テロに狙われた理由を議論することができないような空気ができあがりましたが、その状況に良く似ているように思います。自爆した別府容疑者はなぜあのような事件を起こしたのか、下手に原因を追及して軽急便を攻撃すれば、爆破事件を容認するのか、と攻撃されかねません。おそらく、それを恐れてのへなちょこ報道だったのでしょう。
しかし、人の口に戸は立てられません。”
軽急便”で検索すれば、いろいろな情報が手に入ってしまいます。それらを整理すると、以下のようになります。
- 軽急便への
- 入会に130万はかかる。(入会金30万円、車購入100万円)
- ついでに営業をやっているらしく仕事がない
- 約200万円出して代理店になれば、毎月50万円の仕事があるとの宣伝をしているが、やってみると、毎月20万円くらの仕事しかない。
- 別府容疑者の加入費用は車両代金・保険等で196万円
月収30〜50万のはずが、実際は20万に満たない。
- 別府容疑者、7〜9月分の支払い残(宣伝内容との差額約25万円)を振り込むよう要求
- 一度契約すると二年間は解約できない。解約すると違約金を取られる。
- 事件が起こる前から問題になっていた
上の情報は、テレビの報道から受けた、あくまでも軽急便は被害者という、印象とは大きく異なっていますが、その後の一部報道をみても、どうもこちらの方が信憑性がありそうです。
それでも、初めから軽急便はそんな会社だということを知らされていたら、好きこのんで会員にはならなかったかも知れません。たしかに、今回の報道もそうでしたが、テレビだけ見ていると、実体を知らずにまた軽急便のような業者に捕まって、被害に遭う人が増えるかも知れません。
しかしそれにしても自爆に至るのはよっぽどのことだろう、と思います。一般的に悪徳業者の被害に遭う人は何度もだまされる傾向があるようです。その原因は自分に自信がないから、とも言われています。自分に自信がないから、人を頼りにしたいし、そのためにも人を信用したいということなのだろう、と思います。
人を信用してしまうだけに、裏切られたときのくやしさは人の何倍も強いのかも知れません。
それにしても、悪徳業者にだまされないようにするためには、どうしたらよいのでしょうjか?自分に自信がないことが原因だとすれば、自信を付けることが対処法になりそうです。自信過剰も困りますが、ともかく、少しでも世の中や悪徳業者のしくみを知るようになれば、自信がついてくるように思います。
たとえば、なぜ悪徳業者の”もうかりますよ!”という言葉には説得力があるのか、について考えてみたいと思います。
筆者のささやかな体験からも言えるのですが、彼らはどうも、自分自身に暗示をかけているように思います。つまり、「もうかりますよ!」と、人をだます前に、自分自身をだましてしまうというわけです。敵をだますなら味方から、そして、人をだますならまず自分から、というわけです。
これには、自分を悪党だと思いたくない、という心理もまた働いているように思います。なぜなら、自分が本当の悪党なら、いつかは捕まってしまうだろうし、たとえこの世ではうまく逃げられたとしても、死んだ後のあの世では地獄に堕ちるかも知れない、という漠然とした不安を消し去ることができれない、と思うからです。
-2003/9/28
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