xSUNxコラム・インデックス国内社会・犯罪
犯罪はなぜ無くならないのか?


 犯罪心理学の本を読んでいたら、こんな意味のことを書いていました。「犯罪は誰か特別の人が犯すのではなく、誰でも条件さえそろえば犯罪に手を染めてしまう」。これが、犯罪についての研究者が出した結論です。

 一方、犯罪はあっても犯罪心理学のなかった昔、「善人なおもて往生すいわんや悪人おや」の『悪人正機説』で有名な親鸞という名の偉いお坊さんも、悪人が悪を行い善人が善を行うわけではなく、それらはすべて業縁による、という意味のことを話しています。これも、条件や環境またはシステムさえそろえば、誰でも罪を犯すという意味だろう、と解釈しています。

 犯罪が繰り返されている現実を見ていると、犯罪が無くならないのは、軌道修正のためなんだろう、という気がしてきます。別の言い方をすると、より大きな犯罪を回避するための警告、フィードバックです。

 交通事故があると、そこに信号や道路標識が設置されたりします。なぜ事故が起こる前に標識やミラーをつけておかなかったんだ、と指摘されたりしますが、実際に事故がなければ、誰も耳を貸そうとはしないのが現実です。

 より大きな犯罪を回避するために、犯罪が無くならない、とすれば、最近の犯罪はどう見ればよいのでしょうか?マンションなどの違法建築についての報道が連日続いてますが、この事件は何を我々に教えようとしているのでしょうか?

 この事件にも、検査機関への『天下り』が登場しました。これはもちろん、天下りという再就職そのものが問題なのではなく、ミスマッチが問題なんだろうと思います。通常、欲しい人材が見つからないと雇用には至りませんが、天下りの場合、仕事が出来なくてもその立場を利用して再就職ができるようです。

 しかし、まっとうな仕事が出来なければ、悪に手を染めるしか自分の存在意義を示すことができません。これは昔から指摘されていることですが、誰も得をしない、しかも犯罪を誘発するシステムです。

-2005/12/4




心理コラムのxSUNx
Since 13th Oct. 2000
トップ
コンテンツ:
 ようこそ! コラム ジョーク集 迷言集 リラックス写真館 トピックス リンク 逆リンク
トピックス: 男心 珈琲 深層心理 自信 使命感 睡魔と睡眠 ストレス 戦争 ダイエット 美学 美容 フランス料理 フリーター 夢のコラム ラーメン・蕎麦 ラジオ
インデックス:
 ジャンル 追加年 用語 登場人物 地域
ジャンル:
  心理 性格 対人 人生 自己 哲学 恋愛 グルメ・美容 家庭・学校 ネット HP作成 購入 新技術 科学 文化 動植物 テレビ・ラジオ音楽 企業・経済 国内政治 就職と仕事 国内社会 海外 医療・福祉季節・レジャー スポーツ他原風景

       

●当サイトは全ページリンク・フリーです。連絡も要りません。
Copyright(C) 2000-2006 xSUNx(サン) all rights reserved.