IT関連会社との提携や国境問題解決のためにインドに出かけていた中国の温首相は、先週中国で行われた反日デモ騒ぎについて触れ、日本は過去の行いを深く反省すべきだと語ったそうです。余計なお世話だと言いたいところですが、中国側が日本は反省が足りない、と本気で考えているとしたら、それはなぜなのでしょうか?
その昔予備校に通っていた頃、漢文の先生がこんなことを言っていました。「中国人は何につけても表現がオーバーだ。客人を迎えるときはただ歓迎するのではなく熱烈歓迎。相手に迷惑をかけたら、私が犯した罪は万死(ばんし)に値する、何回死んでも足りないくらいだ」と言うそうです。
とは言っても、もちろん本当に死んで詫びるわけではありません。口だけだそうです。もしこの話が事実なら、中国人に対して奥ゆかしく控えめな、たとえば「遺憾です」などという意味のよく分からない言葉を使ってお茶を濁してはいけない、ということになります。
もし町村外務大臣が今週末北京に行ったとき、過去に日本が中国や朝鮮半島に攻め入ったときのことについて反省を求められたら、以下のように言うべきなのかも知れません。
「戦前の日本の行いは日本国民全員が腹を切って詫びても足りないくらいだ。しかし現実の日本国民はそれも出来ず、生き恥をさらしたまま現在に至っている。それではあまりに申し訳ない。今となっては、巨大な中国のエネルギー問題を解決に導く高度な省エネ技術、被害者の屍を乗り越えながら獲得してきた世界最高水準の公害防止技術。これらの技術を、腹を切ってえぐり出すはらわたの代わりに、貴国に提供したい」
-2005/4/14-16
●関連コラム
●当サイトは全ページリンク・フリーです。連絡も要りません。
Copyright(C) 2000-2006 xSUNx(サン) all rights reserved.