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反日運動はネット経由の感染症か?


 9日に続いて10日にも反日デモの群衆が日系スーパーに石を投げたり、領事館を取り囲んで気勢をを上げるなど、反日運動の動きは収まりそうにありません。一連の反日運動は反政府運動であって日頃の不満を日本にぶつけている、と見ていたのですが、気になる点がいくつかあります。

 ペリーの来航をきっかけに日本では江戸時代が終わり明治に変わり近代化を急ぎましたが、当時、欧米列強の植民地化の波が東アジアにまで及んでいたことは、中国(清国)も承知していたはずです。実際、1842年にアヘン戦争でイギリスに破れてから中国国内にも改革の動きはあったようです。ところがいずれもうまくゆきませんでした。

 その改革の中心になったのは農民と官僚だったとされています。今回の反日運動が反政府運動だとしたらその運動の中心になっているのはどういう人たちなのでしょうか?最近の急な経済発展で、貧富の差がひどくなり苦しい思いをしているのは農民と役人だと報告されています。それは、農民が都会に押し寄せたり、役人が汚職で収入を補おうとしていることからもうかがい知れます。

 今回のデモはインターネットで参加を呼びかけたとされていますが、貧しい農民がネット環境を整えているとは思えません。それとも都会に出てきたものの仕事がない農民らが口コミで知ってデモに参加したというのでしょうか?しかしそんな農民が日本の安保理入りや教科書検定に感心があるとは思えません。

 インターネットはネットワークとネットワークをつなく技術ですが、このしくみは脳細胞と脳細胞がつながることで機能している脳内のネットワークによく似ているように思えます。つまり、一人の人間が何かの出来事をきっかけにキレたりすることがあるように、インターネットでつながれた中国という国が一人の人間のように反応してしまうことがあり得るのではないか、ということです。

 この運動の高まりを納めるには、主導しているとされるグループの長に事実を知らせることではないか、と思います。感染症の元を経つ、という作戦です。しかし、そんな厄介な役を引き受ける人が出てくるでしょうか?

-2005/4/11


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