日本政府が台湾の李登輝前総統にビザを発給したことに対して、中国がまたやめるように要求したようです。日本と台湾の間の通常の事務手続きに対して、中国が不満を言っているわけですが、これは不快な出来事であると同時に残念な出来事です。中国はなぜ”小人”が政治をやるような国になったのでしょうか?
今回のビザ発給停止の要求が中国に益をもたらすのなら、それも外交かも知れないと思うわけですが、どう考えても中国にとって得だとは思えません。なぜなら、
@中国へのイメージがさらに悪化する
A日本人のナショナリズムを刺激する
B日本の軍備増強の声が高まる
C日米台の協力関係がさらに強固になる
D結局ビザ発給は停止できない
それとも何か別に底流で動きでもあるのでしょうか?十手くらい先を読んだ上での一手なのでしょうか?中国にしたたかな戦略でもあるのなら、それはそれで敵ながらあっぱれと、逆に感心したいところです。しかし残念ながら、そのようには見えません。
仮に中国の政治家の幼稚化が進んでいるとしたら、その原因は何なのでしょうか?それは次のようなことが原因かもしれません。
@文化大革命当時、優秀な人材が処刑され残っていない
Aさらに当時の大学生は労働に忙しく勉強できなかった
B共産主義の一党独裁が続いたため、政党間で切磋琢磨し自らを磨くことがなくなった
中国はなぜ小さな台湾の動きに神経質なのか、疑問が湧くところですが、中国の共産党と台湾の国民党は戦前から闘いを続けていて、お互いを”精神汚染”ととらえているようです。だから根っこから撲滅したいのだろうと思います。しかし皮肉なことに、中国共産党は台湾国民党の思想に汚染される前に、自らの共産主義によって精神汚染されているように見えてなりません。
-2004/12/22
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