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年金問題で参院選の投票率はあがるのか?


 いつものようにYahoo!ニュースのトップページをチェックしていると、参議員議員選挙の特集ページができていました。そのまま何となくクリックすると、選挙区の地域別立候補者一覧と比例区の政党別立候補者一覧が目に入りました。

 そこで気がついたのは、いつの間にか自分の選挙区や各党の立候補者名をチェックしてしまっていたことです。しかし残念なことに、各候補者についての詳しい情報があるページにリンクが貼られていませんでした。なぜこんな簡単なことができていないのでしょうか?(Yahoo!がさぼっているから、というわけでもないようです。)

 さらに選挙区に自民党の現職議員が少ないことにも気がつきました。たとえば定員3人の神奈川選挙区には、民主2人、共産党1人で自民党議員は1人もいません。なぜ自民党議員が少ないのでしょうか?

 これらの議員が選ばれたのは6年前でした。そこで6年前の1998年に何があったのか調べてみることにしました。1998年1月には団子三兄弟の放送が始まり、二月には長野オリンピック開催、四月には明石海峡大橋が開通、6月には金融監督庁が発足しています。そして7月には参議院選挙で自民党が大敗しました。当時の総理大臣は橋本さんで大敗の責任を取って辞意を表明、小渕さんにバトンタッチしました。

 敗因は経済政策の失敗だとされています。前年の1997年4月に消費税を5%にアップしただけではなく、1997年の経済成長率はマイナスでした。人気のあった橋本さんでも、景気の悪化には勝てなかったようです。

 その後小渕さんの体調悪化で森政権が誕生しましたが、問題発言が相次ぎ、支持率は消費税率5パーセントと争うほど下がりました。そこで2001年に小泉政権が誕生するわけですが、同年の参議院選挙は小泉人気で自民党が勝利し、公明党と合わせて参議院でも過半数を確保しました。

 今回の参議院選挙はおなじ小泉政権下での選挙で、6年前に自民党が大敗しただけに反動分を控えめに考えても、自民が増えるのは当然、という気がします。

 年金問題は未納批判で中身の議論もせずに騒ぎすぎ、個人的には途中からしらけてきました。不評を覚悟して法案を通した与党側の方がたのもしく思えたほどです。従って、年金問題が与党に不利に働くとも、それがために投票率があがるとも思えません。

 投票率を上げるのであれば、各候補者がこれまでどんな法案に賛成しどんな活動をしてきたのか、各候補者が同じ項目や書式で、活動履歴や訴えを公開してくれれば、投票行動への動機付けになるような気がします。せっかくネット上に候補者一覧があるのですから、そこから候補者の活動履歴ページにリンクを貼る、ぐらいのことはやって欲しい、と思います。

 やり方がわからない、という候補者がいれば、ぜひ自分の活動履歴を持って知り合いの小学生に頼んでみるのが良いと思います。小遣いさえ渡せば快くやってくれるはずです。こんな簡単なことが進まないのは、進めたくない人がいるからに違いありません。つまり投票率が上がってもらっては困る、と考える人々です。

 しかしいくら抵抗しても、いずれインターネットの大波が、選挙活動や投票の世界にも押し寄せてくるはずです。つまりパソコンや携帯で候補者の活動履歴をチェックし、同じパソコンや携帯から投票ができるようになるということです。そうなれば今回はともかく、いずれ投票率が少しはあがり、抵抗者は淘汰される、と思います。


-2004/6/26




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