最近の日本人は全体として元気がないとはよく言われることです。国としても個人としても豊かな方に属するはずの日本人の元気が無いということは豊かさそのものが元気の素では無いことを証明しています。
アメリカでは金のないおじさんやおばさん位の年齢の人達が金もないのに元気に学生をやっているそうです。それはこれから先の自分を信じているからでしょう。その人がどこに位置しているのかではなく、どこに向かおうとしているかを感じ取ることで落ち込んだり、元気を取り戻したりするということを証明しているように思えます。
こんな時代に、元気な企業の経営者が考えていることはとても参考になります。それらの人達の話を聞いていると資源のない日本で、人間という資源を有効利用しているように思えます。
それは誰もが基本的に持っている個の実現に対する変わることのない欲求をくすぐっているということです。自分の力で良いものを作ってそれを披露して喜びたいという基本的な欲求を共に満たそうと考えているように思えます。
人から言われてからやるより、自分でやることを見つけてやった方が何倍も力が出せるという基本的な法則に忠実だとも言ええます。もちろん、自己実現のためには、それぞれの事柄に習熟して使えるスキルを身につける必要があります。
自分で見つけた個の実現のために必要なスキルは、人から言われるより遙かに早く身につけることが出来ます。しかし、このためにはどうしても次の二つが必要になってくると思います。
- 自分が本当にやりたいことを見つけること
- それが実現することを信じて疑わないこと
一番目は具体的に見つからなくても方向さえ何となく理解できれば、ある事に興味を持っている自分を発見する日がやってくるはずです。興味が湧く事柄の多くはその方向へ向かうための暗示だろうと思います。
こんなことを書いている編者自身も本当にやりたいことがまだ具体的ではありません。その具体的なことがある特定の職業であることを発見できれば、それを実現するための手段に興味を持つことになり、そこへ向かう動きも加速されることになります。
自分がどの位置にいても、自分のやりたいことに近づきたいという欲求は変わることはなく、そしてそこに近づいていることを感じ取れることは誰にとっても嬉しいことであるに違いありません。
-2001/12/31
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