死んだ後自分はどうなるのか?死後の世界はどうなっているのか?いろいろ考えた時期がありました。その後、調べてもみたりしました。その結果わかったことは、「本当のことを知っている人は誰もいない」、ということでした。
もちろん見てきたようなことを話す人はいます。しかし、本当のことは誰も知らないため、それがうそであることを証明することができません。つまり、死んだ後どうなるのかとか。だから今の自分はどう生きた方が良いのか、ということも、自分だけの考え方を持っていても良いわけです。
しかし、あまりにも非現実的なあの世は描けません。しかも、もうすでに、宇宙が50億年くらい前に生まれたこととか、それから命が生まれて、次第に進化して人類が生まれたこととか。そして自分もまたその中の一人であることを知らされているわけです。
科学は、すでにわかっていることなら、それが正しいことを証明できますが、わからないことは説明ができません。説明できないことは存在しない、というこうとではなく、ただ説明できないだけです。
人は死んでしまえば何もなくなってしまう、などと、限られた知識をつかって話す人もいますが、そこには”今の科学で説明しようとすると”という但し書きをつけることを忘れてはいけない、と思います。
我々がこの世で死を迎えたとき、我々はあの世で目を覚ますのかもしれないのです。
この世で、小学二年生のとき自転車に乗りわき道から大通りに出て、トラックとぶつかり短い一生を終えた同級生は、あの世で、この世のことを夢をみたかのように、そばにいる人に話したのかもしれません。きっとあの世では、この世のことを土産話に、楽しげに語っているのかもしれないのです。
八十過ぎまで生きたものの、死の間際にガンにかかったそう祖父も、きっとこの世で経験したことを、あの世で語ったに違いありません。
あの世とは、意外にそんなもんじゃないのか。そしてもしかしたら、あの世とやらは退屈なところなのかも知れないので、ぜひ私はこの世で、土産話を用意しておきたい、と考えています。
-2006/7/25
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