おそらく旨いラーメンを食べるために列を作っているのであれば、その共通の目的に対する意志の強さ故に、行列者の間には同士としての暗黙のルールが存在し、行列に割り込むこと自体が限りなく困難であるはずです。
ところがそこが駅の切符売り場で、しかも列が分かりにくい場合、自分では並んでいると思っている列に割り込んでくるような人もいるかも知れません。このときにはどうしたら良いのでしょうか?割り込まれたままイライラしているのは体に良くありません。
これには以下のステップを踏むのが良いとされています。
- 注意の喚起
「すみません。」と声をかける。
- 自分の立場を説明
「切符を買うために並んでいます。」と自分の立場を説明し、
- 相手を誘導
「列の最後は向こうです。」とていねいに相手を誘導する。
実際、列の最後が分からず、あるいは列の目的で結果的に列に割り込んだ可能性もあるわけで、”こいつは、列に割り込む悪い奴だ!”、と勝手に解釈して腹を立て怒鳴ってしまえば、<列の割り込み>という小さなトラブルが、<傷害事件>という大きなトラブルに発展しかねません。
より大きなトラブルに巻き込まれないような方法を選択することは、人生を送る上で必要な知恵で、これは『ライフスキル』と呼ばれています。
このスキルを身につける機会を得た子供と、そうではない子供ではその後の人生の質に大きな違いが出るであろうことは容易に想像できます。これも運と言えば運ですが、社会的不公平の一つだと言えると思います。
自分がもしその運の悪い方なら、自分を訓練し、運の良い方に持ってゆくしかありません。”自分は生きるのが下手だ”などど、考えている人がいるとすれば、その原因はこのへんにあるのかも知れません。
-2003/3/1
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