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やっぱり一生は一回しかないのか?


もし貴方がキリスト教信者なら、神を信じてそれを疑わなければ神の国にゆけるかもしれません。しかし、それは罪に満ちていると言われるこの世に戻ってこれないことを意味しています。

もし貴方が輪廻転生を信じる仏教徒なら、次に生まれてくるときは何になって生まれて来るか分かりません。おそらく、同じ自分でいることは不可能に近いでしょう。

もし貴方が科学を信仰しているのなら、人間の体を構成する物質が死と同時に土に戻れば、魂も意識も失ってしまって、二度と戻ってこれないことになります。

もし、貴方が無宗教ならこれらのいずれかか、あるいは別の世界を信じていることになります。しかし、たいていの人は上の三つを足して3で割ったようなイメージを持っているのでは無いでしょうか?

悪いことをしたら地獄に堕ちるとか、良いことをしたら天国にゆけるという考えも、何が悪いことで何が良いことなのか分からない人がその答えを出そうとするのは地獄にゆくより苦しいことかもしれません。

自分を守ることに必死になる人はいても悪い自分のままで居たいという人は一人もいないと考えています。自分を守ることが結果的に世間でいう悪い結果になる人は多く存在しますが、その結果を望んでいたのでは無いと考えています。

そんな今の自分らしさでさえ、いずれやってくる死によって失われてしますのなら、何かを残したいところです。そして出来ればそれを鮮明に残すための知恵を身につけたいところです。それでも、今からすぐにそのために自らに働きかけて行動に移すのはちょっと気が早いと思っています。

まず、自分に最低限必要なことはしたたかに用意しましょう。そのために一生の大部分を使ってしまう人もいるかもしれませんが、その用意が少なくて済む人ほど早く始めることが出来ると思っています。

-2001/12/7




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