ロシア民謡の一週間をかみしめながら一週間の過ごし方を考えてみました。
日曜日は市場に出掛け、糸と麻を買ってきた
市場は日曜日にしか開いていないし、この日を逃したらもう糸と麻は手に入らない。
月曜日はお風呂を炊いて
お風呂を沸かすには薪(まき)が必要だからそれを集めて、水をくんでくる必要がある。もちろん風呂桶の掃除も必要だから一仕事。
火曜日はお風呂に入り
凍てつくロシアでやっと湧いたお風呂も人数が多いと入り終わるのも時間がかかる。
水曜日は友達が来て
友人の訪問は嬉しいもの。これはすべてをさしおいて歓待する価値がある。
木曜日は送っていった
楽しい時間を過ごしたのならその感謝を込めて送るのは当然すぎるほど当然。
金曜日はいとまきもせず
それでも気を遣って疲れたのか今日はせっかく日曜に買ってきたのに糸巻きをする気がおきない。
土曜日はお喋りばかり
おしゃべりが薬になるのは人間らしい。
友達よ、これが私の一週間の仕事です
凍てつくロシアでこれだけやれればもう充分。市場に出掛けるのもお風呂を炊くのも糸巻きをするのも
平凡すぎるほど平凡に見えながら、それ以上のどんな幸せがあろうか?
-2001/7/7