別れを経験すると相性が合わなかったのだろうと考えたりします。でもここでいう相性とは辞書にあるような性格が似通っているという意味ではないという気がします。主従関係、友人、恋人で考えてみたいと思います。
- 主従関係
仕事場や学校での上司、部下、教え子、先生などとの関係です。実際のところこれは相性の合う相手を探してみたところで実際は選ぶことはできません。できるのは課外活動や研究室くらいのものでしょう。それも噂に頼ることになります。この場合は選べないと言うことで相手の価値観のタイプを知って対応するしかありません。
1)誠実にやり遂げようとする人もいれば、2)命令して威張る人も、3)冷静に対応できる人そして、4)楽しくやろうとする人などこのどれかに入るはずです。そのつき合いを余儀なくされるとするなら、短期的には1)のタイプの人に対してはやる気を見せること、2)のタイプについては服従を、3)のタイプについては根拠を示し、4)に対しては笑顔には笑顔をと言ったところでしょうか?
ところが長く続けるためにはそれぞれのタイプの欠点を補う形が良いと思われます。そうすれば右腕と呼ばれるかもしれません。もっともそうなりたいのならという前提がつきますが。1)の場合言うことをあまりに聞かないと放り出すのでそのフォローを、2)の場合は怒鳴ってしまうことがあるのでそれによって傷ついた人のフォローを、3)については冷たいと思われることがあるのでそうではないんだと説明する役を、4)の場合は詰めが甘い場合があるのでそれをフォローするという具合です。
- 友人関係
これは選べると言えるでしょう。広く浅くではなく親友が欲しいなら気が合うだけではなくお互いに話をしている間に自分に何かを気づかせてくれる人がいいと思います。もしそんな人がいたら逃がさないようにしましょう。気が合い、趣味が合えば友人にはなれますがさらに発見がないと親友までには行かないと言う気がします。
- 恋人
片想いをして自分一人で盛り上がっているときが実は一番幸せだとは良く言われます。しかしまもなくそういう状態に我慢ができなくなります。つきあって欲しいと誰からとなく言い出すときもあれば、ただ会い続ける場合もあります。相性はつきあい始めてから合うかどうか気がつくようです。短期的な盛り上がりの状態ではなく、ある程度時間が経ってから気がつきます。
相性が気になるという気持ちの奥に隠れているのはいかに我慢や相手を理解しようとする努力を最小限にすることができるかということだと思います。一緒にいるだけで居心地がいいという状態が長く続けば良いのですがなかなかうまくいきません。たいていはどちらかが我慢することになります。
長きに渡って相性が良いという場合に必要とされる要素は特に男女間の場合は厳として存在する男女の役割の違いから来る価値観の違いをどうしたら埋められるかということだろうと思います。女性の立場から言うと大事な時に一緒にいてくれない。買い物につきあってくれない。プレゼントを忘れる。大事な日を忘れる。優しくない。男性の立場から言うと帰ってきても笑顔で迎えてくれない。疲れているのに口うるさい。朝から機嫌が悪い。優しくない。
別れてしまった人は相性が合わなかったと思えばいいでしょう。もう終わったことですから過去には戻れません。でもまだ別れておらず別れたくもないのなら相性が合う人を探すという途方もない旅に出るより、相性は合わせるものだとそれに気づいた賢い方が考える方がいいと思います。これは編者の経験から反省を込めて書いております。
-2001/2/18
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