会社で自分の身近にいて、仕事振りをよく知る人から、私は我慢強く、何があっても動じない人だと言われたことがあります。複数の人から言われたのであたっているのでしょう。確かにつらい立場にあるときも我慢を続け、何とか乗り切りました。
我慢が必要なときもよくありますが、我慢しているだけではこれから先を乗り切っていくことは難しいと感じています。与えられたことをこなしているだけでは新しいことは何も生まれず、新たなアイデアを出していくためには、もっと分かりやすい人になる必要があると感じています。
我慢強い、物事に動じないと言うのは誉め言葉で、逆の言い方をすると、素直に感情を表に出していないと言う事でもあります。最近の自分は少しずつ素直に気持を表に出すようになってきました。それは気持の変化を素直に表に出すと言う意味でもあります。これまでは腹が立つようなことがあっても、それに直面したときは割にクールで、その間にどうすることが最善か考え、結論が出た後で行動に移していました。こうした態度は、後で振り返ってみると、他人からは何を考えているのか分からない、つまり人間的では無いとも言えます。その後で正しい結論を出すことより、その時に本気で何とかしようとしていることを分かってもらえる分かりやすい人になる方が大事だと感じています。
そこで、最近は腹が立つようなことがあると、少しは腹が立ったと言う気持を出しています。そして怒っても仕方が無い、何かいい方法を考えよう。そうした考え方のプロセスを考えるままに表情に出しています。
こうした気持の動きを表に出すことは、これまでの自分は意識してまでやっていませんでした。もしかしたら、自分は感情に左右されるような愚かな人間ではない、自分はもっと高級な人間だと勝手に思いたくて、より分かりにくくなっていたような気がします。分かりにくいだけではなく場合によってはこうしたおごりが人を傷つける言葉に変わっていたのかもしれません。気持に正直に生きたほうがいい、外面を飾るのも程々にしないと不満が後でまとまってやってくると言う気がします.。
-2000/10/28
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