開いた顔は自分の気持ちを素直に顔に表情として表した顔です。もっとも素直な状態というのは、おそらくトイレやお風呂に入って自分の気持ちが素直に表現できる状態です。これは別の言葉で言えば、本来の自分に戻った状態、あるいは素の自分、リセットされた状態、余計な力が加わっていない状態とも言えます。
この状態はリラックスできると同時に、無防備な状態とも言えます。鎧や服を脱いだ自分で、心地よさをより強く感じ取る方法であると同時に、不快なことも敏感に感じ取れる状態です。従って、トイレやお風呂の中が一番安全な場所だとも言えます。
朝になって、特に女性の場合は鏡に向かって、自分を見て化粧をしながら、おそらく開いた顔から、閉じた顔へと切り替えるのだろうと思います。鏡を見ているだけに表情の変化を確認しているとも言えます。
そこで閉じた顔に変身するのは外の敵の予測できない攻撃から自分の気持ちを守るためです。自分の気持ちに、社会の常識という殻をかぶせる儀式を毎朝繰り返します。外出のための服装に着替えると同時に、気持ちも素直に表情に表してしまわないように、気持ちを切り替えるわけです。
開いた顔は自分を取り戻してリラックスするためですが、閉じた顔は鎧をかぶってあらゆる攻撃から身を守るためです。開いた顔で生きられた方が力を発揮できるはずだし、新たなチャンスが待っていることも確かです。
守りが堅い女性とは閉じた顔で男性とつきあっている人であるとも言えます。傷つくことも無い代わりに、恋が実る可能性も低くなります。閉じた顔は恋愛やプライベートには向きません。
仕事へ向かうブルーな月曜日には丈夫な鎧を用意して思いっきり閉じた顔をして、余裕ができたら徐々に開いた顔にして自分を取り戻すのが良いのかも知れません。それは仕事でもプライベートでも開いた顔の自分が一番力を発揮できると思うからです。
-2002/5/12
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