編者は実を言うと人を明るい人間だとか暗い人間だとか二つに分けて白黒をはっきりさせようとする考え方が好きにはなれません。白黒をはっきりさせることは、生きてゆくためには止むを得ず必要でも人間らしさを否定することになると考えます。
○×式のマークシートを用いた試験問題は採点者の怠惰さがなし得た矛盾であって、その試験を受けた人々は少しずつ人間らしさを失うことになります。もちろん、少しずつであるのでその試験に疑問を持った人は人間らしさを失いたくないと考えた人だろうと思います。
たとえば明るい人が白で、暗い人が黒だと仮に決めたとしたときに、あまりにどちらかに傾いている人が居るとすれば、それは人間らしさを失っていることになり、病的だと言うことになります。
それでも灰色は限りなく白に近い灰色や、限りなく黒に近い灰色を含みます。どちらかに決めなければいけないときは、真ん中の灰色より明るいか暗いかで白黒を決めることになります。
結果は白や黒でも、その人は白でも黒でもなく灰色です。その灰色の人々が多く集まって、全体の色を決めているのでしょう。
人生は灰色の方がいろいろあっていいのではないかと考えています。
-2001/10/31
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